わたモテ更新です。二週間長かった!
ネタバレありの感想になります。
謹慎3日~4日目
作中の時間の進みが遅いですねぇ。
各ヒロインたちのヤキモキした心情と、わたモテ読者の「早く再会させてあげて!」という気持ちがシンクロしていっているような気がします。再会した時のカタルシスが半端なさそうです。
こみさん
いまやわたモテのお笑い担当と化しているこみさん。もこっちと吉田さんから散々な評価を受けてしまいます。親友の伊藤さんも反論できません。(してあげて!)
もこっち不在の影響で、様々な人間がおかしなことになっている中こみさんだけはブレません。野球と智樹のことしか頭にないのでしょう(あとゆうちゃんと伊藤さんか)。そのブレない姿勢には好感が持てます。変態で便所飯する女子だけどね。
既読スルー
も、もこっち…!これ以上はいけない!
元ぼっちのくせに既読スルー!これは頂けません!友達なくすぞ!
今回、唯一LINEを返したのは加藤さんのみ。嫌われたくないのでしょう。なら電話しろよ、と思うのですが、もこっちは夜に電話かけるのはやめておこう、と遠慮してしまいます。ここに2人の距離感、関係性の歪さを感じて何とも言えない気持ちにさせられますね。今後、この2人の関係性はどうなっていくのか。興味をそそられます。
ゆりちゃん、ネモに返さなかったのは親密さゆえでしょう。多少ぞんざいに扱っても、2人が自分から離れていくことはないと考えているのだと思います。尊い。
今回既読スルーされたあーちゃんもその括りなのだとしたら、加藤さん、あーちゃんに親密度で負けてますよ!
まぁこれくらい親しくしているわけですからねぇ。後あーちゃんは何でもズバズバ言う吉田さんタイプですから、もこっちと相性がいいのでしょう。
加藤さん
いまやわたモテ最大の爆弾を抱えた存在でしょう。いつ爆発するかわからない怖さがあります。
今回ようやく加藤さんの内面がわかりました。純粋にもこっちのことを心配しているようですね。よかった、「吉田さん許さない」とか「黒木さんを手放さないために地下室に閉じ込めておこう」とか思ってなくて…。
LINEでしか返事をもらえなかったことに落ち込みますが、ゆりちゃんネモにはLINEすら返していないことを知りウキウキ状態に。わざわざ教室後方に足を運んだのは、ゆりちゃんネモにもこっちのことを訊き出そうとしたからでしょう。目的を達成して、「ううん、なんでもない」と返します。(もしもこれがゆりちゃんだったら「私にはLINE返してくれたけどね」ってマウント取りそう)
しかし、上げたら落とすを得意としているニコ先生。上げっぱなしにするはずがありません。
伊藤さんがもこっちと会ったことを話します。ここでのゆりちゃん、ネモ、加藤さんの食いつきぶりには笑いを堪えられませんでした。どんだけもこっち好きなんだよ。
うっちーがどこからか生えてきて「キモかった?」と質問します。伊藤さんは「キモくないけど…(誰?)」と当然の反応。これには加藤さんぴくぴくです。他の2人もぴくついてそう。
うっち-が(キモくない…?)と唖然としいるのをスルーして話は進行。こみさんが爆弾を投げ込みます。
そうです。もこっちは電話していたのです!加藤さんにはLINEで済ませたのに!
上げて落とされる形になった加藤さん。硬直します。どうやらこれから心理的揺さぶりをかけられるのは加藤さんのようです…(どうなるのか想像もつきませんね)
まこっちとキバ子
席を占領されて棒立ちするキバ子。な、なんだこの可愛い生き物!?三年はキバ子地獄編になると昔から言われていましたが、もう既になっている気がします。
とはいえ、まこっちという天使がいるのでキバ子にはまだ救いがあります。まこっち、吉田さん、キバ子の間で何か諍いが起きて、キバ子が大変な目に遭うという未来が何となく見えているのですが、大丈夫なんでしょうか? 不安ですねぇ(ニッコリ)
まこは進路についての相談をされたようで専門学校のパンフを見ています。キバ子は「私のも決めてよ」と発言。まこっちに窘められます。完全に保母さんと子供のやり取りです。
よしまこ
進路相談の相手は吉田さんでした。やはり2人の関係性は裏で着々と進行していたようですね。「私達、付き合うことになったんだ」とか突然言い出しそう。
吉田さんが進路のことを本気で考えていると知ったもこっちは、仕事で使うだろうからと車の免許を取ることを勧めます。
さらに旅行に行こうと提案。吉田さんから「お前がみんなとか言うようになんだな」と指摘されて赤面状態に。
照れ顔もこっち可愛いです。
卒業旅行のフラグも立ちましたね。
今回はこれで終わりかな、と思っていたら
よしまこですよ。
不意打ちでした。気を緩めていたら死んでたと思います。危なかった。ここまで直球なよしまこ今までありませんでした。すでに婚約は済ませたんでしょうか?そこのところだけ気になりますね。
この描写では、ニコ先生の「描かないテクニック」がさく裂しています。あえてまこの顔を描いていないのです。このように想像の余地を残すのがホント上手いです。
まとめ
もこっちと周囲のキャラクターの距離感の違いが描かれていました。それだけでなく、直球のよしまこまで描かれていて、もう言うことありません。最高でした。早く次の話が読みたいです。