思考するガム

ミステリ、漫画、時々映画の感想ブログです。自分の好きなものを中心に扱います。

『わたモテ』の根元陽菜について考える/ネモは何故もこっちを必要とするのか?

 

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 前回の記事です。

 

 

ネモは人気キャラクターの一人です。

本日は彼女ともこっちの関係について考えていきたいと思います。

 

 

 

根元陽菜とは?

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喪4から登場するキャラクターです。

初期はもこっちの憧れの対象でした。(今その役割を担っているのは加藤さんですね)

入学試験の時に会っていますが、もこっちはそのことを覚えていません。容姿が違っていたからでしょう。一方ネモは覚えており、何かともこっちを気に掛けます。

ネモともこっちの関係性が少しだけ変わるのは、喪97からではないでしょうか。

 

もこっちに対するアプローチを変えた理由

ネモは声優を目指していることを友人に隠していました。その理由が明かされるのは特別編8です。

ここで語られているのはネモの中学時代です。中学時代のネモもまた、日常系アニメのような生活を送りたかったのでしょう。しかし中途半端な人間関係を構築したせいで、日常系アニメとは程遠い毎日を送ることになりました。

だからこそ高校ではオタクであることを隠し、リア充を演じ切ろうと思ったのではないかと考えられます。

 

喪97『モテないし学食で食べる』

もこっちはネモのグループと一緒に食事をすることになりました。

すでに喪90でネモが声優志望だと知っているもこっちは、アニメの話題を振りますが、そのせいでネモが窮地に陥ります。声優志望だということがバレそうになるのです。

もこっちはここで思わぬ行動に出ます。

 

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もこっちがフォローをするのです。初期では考えられない行動でしょう。すでに成長物語路線に入っていることがうかがえます。

放課後、ネモはもこっちを待ち伏せました。単に釘を刺しているシーンに見えますが、現段階でのネモを知っている我々読者からすれば、それだけでないことがわかります。

ネモは自分を曝け出しても許されるかもしれないと感じた相手には、やや毒を吐くのです。今回の一件で、ネモは素の自分を晒してもいいと判断したのではないでしょうか。一種のガス抜きと言えるかもしれません。

これ以降、ネモはもこっちにウザ絡みをするようになります。

当時ネモの立ち位置変更には批判が多かったです。陰キャに優しいリア充キャラとして人気があったからでしょう。

しかし、いまではゆりちゃんに並ぶ人気キャラクターとなりました。物語の路線変更だけでなく、キャラクターの路線変更にも成功しているのが凄いところです。

 

もこっちへの信頼

三年に進級し、ネモは面白い自己紹介をするようもこっちを煽りました。(実は二年の時も煽っているんですよね…)。

ネモは何故もこっちを煽ったのでしょう? それはもこっちに、普通の子とは違った面を期待していたからではないでしょうか。ネモはアニメみたいな日々を送りたいと思っている程のアニメ好きです。ネモにとってもこっちは、アニメの世界の住民のような不思議な存在だったのだと思われます。

 

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とはいえ、もこっちも変わりました。昔と違い普通に友達がいるのです。昔のように痛々しい行動を取らなくなりました。自分と同じように普通に染まってしまったのでは、とネモは考えていたのかもしれません。しかし、

 

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もこっちの本質は変わっていないのでした。

ネモはもこっちの変わらない姿を見て、普通の子を演じるのをやめました。

 

ネモにとってのクロ

声優志望であることを明かした余波として、あーちゃん達との関係が悪化します。喪97で「声優なんて目指してないよ」とハッキリ言ったわけですからね。嘘をついていたということになります。ネモはアニメ好きを公言したら、過去のようにどっちつかずで中途半端な人間として糾弾されると思い込んでいるので、自分から距離を置いたところもあるのでしょう。

遠足回では、あーちゃん達とは離れ、もこっちのグループに参加します。

この回で、もこっちとネモの関係はぐっと近いものになります。お互い渾名で呼び合う関係になるのです。

それだけではありません。もこっちのおかげで関係が悪化していたあーちゃんとの仲が修復されるのです。

この時点でネモにとってクロは、かけがえのない存在になったのではないでしょうか。

 

まとめ

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もこっちとネモはこれからも長く友人関係を続けていくでしょう。

次回はゆりネモについて考えたいと思います。

 

 

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