思考するガム

ミステリ、漫画、時々映画の感想ブログです。自分の好きなものを中心に扱います。

米澤穂信

『夏期限定トロピカルパフェ事件』米澤穂信/紹介と感想 日常を飛び越えた傑作ミステリ

小市民シリーズ第二弾。このシリーズの面白さである主人公たちの特異性を極限まで活かしきり、傑作へと昇格させた作品です。日常の謎というフォーマットから逸脱してしまいましたが、そもそも作者はちょっと変わった名探偵小説を書こうとしていたわけで、春…

『春期限定いちごタルト事件』米澤穂信/紹介と感想 コミカルで楽しい連作短編集

小市民シリーズ第一弾。最近再読したんですが、いい意味で軽いテイストの本作、とても面白かったです。ただこのシリーズ、2作目、3作目から真の魅力や面白さを露わにするので、一作目はキャラクターや世界観を把握する入門書的な読み方をした方がいいかもし…

『Iの悲劇』米澤穂信/紹介と感想 未来のない集落で次々と発生する謎と悲劇

こういうのでいいんだよ、と読み終わえた時に呟きました。こういうのでいいんだよ。 米澤穂信の社会派的な問題意識と本格ミステリ観が見事に融合した秀作でした。 読む前からわかっていたことですが、やはり上手いです。このモヤッとした感覚こそ、米澤穂信…

『折れた竜骨』米澤穂信/紹介と感想 剣と魔法のファンタジー×本格ミステリ

ジャンルミックスの傑作です。米澤穂信がその実力を多くの読者に示しました。代表作の一つでしょう。

『満願』米澤穂信/紹介と感想 ミステリの技巧が詰め込まれた傑作短編集

著者の名を一気に知らしめた傑作短編集です。 ネタバレはしません。

『本と鍵の季節』米澤穂信/紹介と感想 ほろ苦い青春ミステリの快作

米澤穂信先生の作品はどれも好きです。毎回ミステリを読む喜びを感じさせてくれるからでしょう。今回は『本と鍵の季節』の紹介と感想になります。